

近くのペットショップやブリーダーの方のところにお迎えしたいネザーランドドワーフのメスの子が居ませんでしたので、往復7時間かけて有名なうさぎ専門店にお迎えに行ってきました。


ペットショップから我が家までは3時間でしたが、キャリーケースの中に入っての移動では、やはり落ち着かない様子でした。
長時間の移動中の水の補給にも注意してと言われました。
ペットショップではすでに給水機から水を飲んでいましたが、移動中は給水機からは飲まないかもと言われ、水を飲まなくても水分補給ができるえん麦の新芽を持たせてくれました。
途中の休憩時にうさぎに給水ボトルから水を飲ませてあげようとしましが、緊張からかやはり飲まずに我が家まで来てしまいました。
そのかわりショップで水を飲まなかった時にはこれをあげると良いと言われて頂いたえん麦の新芽は食べていました。
家に着きましたらすぐに子うさぎをゲージの中に入れてあげますと、振動が無くなった事からか少し落ち着いた様子となりました。





早く我が家に慣れてくれると良いと思いました。
兆時間の移動に際しては車内の温度にも注意してくださいと言われました。
車での移動中のキャリーケースの中でうさぎがあまり動かないように振動にもとても注意してゆっくりと高速道路も運転しました。
生まれて間もないうさぎにとってキャリーケースによる長時間移動は大変なのですが、無事元気なままで我が家に到着できました。


今まで飼ったダッチうさぎやネザーランドうさぎはホームセンターのペット売り場から我が家に嫁いできました。
そのためペットショップの方からはうさぎの飼い方やエサの量につきましては説明を受けたことが無く、ネットで調べたりして自己流でうさぎを育ててきました。
今回はうさぎ専門店のブリーダーの方からしっかりとネザーランドドワーフのエサの量を教えてもらいました。
うさぎは小食なのですが、健康管理はそれなりの気遣いが必要ということをしっかりと教えて頂きました。
お迎えしたのは生まれたばかりのうさぎでしたが、うさぎのエサの量は生後4ヶ月で大人の量にしてくださいと言われました。
これはうさぎの体が4ヶ月で大人となるということです。
うさぎは通常生後1ヶ月ほどでお迎えすると思います。
4か月までの間のネザーランドのエサの量は次のようにするそうです。
まずは基本のエサのペレットの量は次となります。
1ヶ月
朝 15グラム
晩 15グラム
2ヶ月
朝 15グラム
晩 18グラム
3ヶ月
朝 18グラム
晩 18グラム
4ヶ月以降
朝 18グラム
晩 18グラム

うさぎに与える牧草は朝に新鮮なものを一握りエサ入れに入れてあげます。
前日の残りは捨ててください。
晩は牧草の量が減っていれば足してあげます。
うさぎの晩のエサについてはペレットと共に、栄養補助食品を与えると良いと言われました。
ペレットだけでなく、エンハンサーというものをいっしょに与えると良いとのことです。
エンハンサーというものはネットで調べていただければわかりますが、主食のペレットでは補えない成分が入っているものとなっています。
このエンハンサーを晩のエサの際には4グラムから6グラムを与えると良いとのことです。
もちろんこのエンハンサーの量を含めての晩の量を与えます。
たとえば1ヶ月ほどのうさぎの晩のエサはエンハンサー4グラムとペレット11グラムで、15グラムとすると良いのです。
うさぎの専門店では、晩のエサの際にうさぎの健康管理のためのお勧めのサプリメントを紹介されました。
お店でもうさぎの飼育スタートセットとして、これらのサプリメントを含んだエサのセットが販売されていましたので購入しました。
内容は主食のペレットでは補えない栄養補助食品のエンハンサー、毎日食べさせると良い乳酸菌、これにタンパク質分解酵素、胃腸健康タブレット、カロリコ、野菜タブレット、ビタミンCサプリ、ドライフルーツミックス、クコの実、乾燥ニンジン、えん麦、麻の実が入ったものでした。




確かにこれだけあれば離乳期間すぐの育ち盛りの栄養も補給できるし、少しずついろいろな種類の野菜やおやつの味を覚えてくれますので好きな食べ物を増やすことができます。
うさぎを飼う部屋はエアコンが入っている部屋とし、温度は24度程度にしてくださいと言われました。
温度計をケージに付けて実際にうさぎの居る場所の温度を測ってくださいとも言われました。
うさぎは些細なことでも熱中症になりやすいとのことで、特に夏の暑い時期の温度管理に気をつけることが大切とのことでした。
うさぎには汗腺が無いので扇風機は効果が無いと言われました。
確かにうさぎ専門のペットショップに居た子たちは一日中エアコンの効いた店内にいましたので、そのような環境で飼われているのでしょう。
実際に我が家では暑い夏の日以外は一日中エアコンをかけ続けるということはしていませんが、子うさぎの間だけでも暑すぎず、寒すぎない環境を作ってあげ事が大事なようです。


うさぎをお迎えする際にショップで実際にうさぎの抱き方を一から教えて頂きました。
うさぎは正面からまずは前足すぐの胴体の部分をつかみ、それからお尻の部分を持って抱き上げます。
そして爪きりやグルーミングのためにひっくり返すことが必要なときには、そのまままっすぐに仰向けにしてひざの上にのせるそうです。
この時にうさぎの首が曲がっていますとうさぎは起きようとしますので暴れます。
顔もまっすぐにしてあげることが重要とのことでした。
正しく抱くことができれば、うさぎはこんなにおとなしいのだと思いました。
また抱くときには決して追いかけないでくださいとも言われました。
うさぎは弱肉強食の世界では追いかけられる立場の動物ですから、追いかけられると感じると逃げるそうです。
うさぎをうまく抱くには正面からやさしく抱き上げましょう。
うさぎのしつけで重要だと思ったのは、ケージからうさぎを出し入れする際は必ず抱き上げてから行うということです。
こういったことをきちんと覚えさせますと、うさぎとの上下関係もしっかりでき、わがままな子にならないそうです。
我が家では以前うさぎを飼っていた時はケージの扉を開けて、自分で出入りさせていましたのでなかなかケージに戻ってくれないわがままな子になっていたということです。
うさぎは盲腸便をしますが、盲腸便は柔らかいことからお尻が汚れてしまうことがあります。
お尻の周りは汚れていないかチェックしてあげて、少し汚れていたらブラッシングで汚れを取ってあげましょう。
あまりにお尻が汚れてしまった場合には洗うと良いとのことでした。
わが家のネザーランドドワーフはよくお尻が汚れてしまいましたのでお尻だけ洗ってあげていました。