

わが家のセカンドカーのX156のGLA45が8年目の1年点検代金が、税込み98,546円だったので、やはりベンツは維持費が国産車に比べて高いなと思ったのが正直な感想です。
交換したパーツ代金が高い事が、1年点検代金が高額になった理由です。
メルセデスベンツ1年点検の基本整備の代金は30,800円です。
交換したパーツと代金は次となります。
シリコンフロントワイパーブレード 15,400円
エンジンオイル55リットル 17,545円
オイルフィルター 7,469円
燃料添加剤フュエルアディティブ 5,005円
わが家のGLA45は年間走行距離が少ないですし、1回に乗る距離も短いため、エンジンの燃焼温度が低い状態が繰り返される状況と判断されたのだと思います。
そのため蓄積したカーボン汚れを除去し、エンジン性能を回復させることができるフュエルアディティブが使用されたと思いました。
さすがヤナセの点検と思った次第です。
そして追加作業としてコンビフィルタの交換 1,540円とヤナセエアコン・コーティングとして2,200円の作業代金が加算されていました。
パーツ代金は次となっていました。
アクティビッドチャコールF 12,870円
これは活性炭入りのエアコンフィルター2個の代金です。
ワサビデエールAC抗菌 2,090円
エアコンコーティング液剤VER2 2,200円
グリーンシャワー 1,430円
フィルター関係のパーツ代金だけで18,590円となっています。
これで技術料は34,540円、パーツ代金が64,009円で税込みは98,546円となりました。
8年目の点検ですが、走行距離はセカンドカーですからまだ19,220キロとなっています。
エンジンなどの調子はとても良いのですが、メルセデスベンツに快適に乗るための維持費はそれなりにかかるということです。
1年点検ですが不具合部分のチェックもあって2日かかりましたので、台車として持って来たX157のGLA45sに乗る機会がありましたので感想をお伝えします。
外観を見て思ったことは車高が高くなって、全体的に大きくなった事です。
X156のサイズは全長×全幅×全高=4460×1805×1500mmでホイールベースは2700mm、車重は1,650㎏です。
X157のサイズは全長×全幅×全高=4440×1850×1585mmでホイールベースは2730mm、重量は1800㎏です。
エンジンもX156は最高出力が381ps(280kW)/6000rpm、最大トルクは475Nm(48.4kgm)/2250-5000rpmとなっていますが、X157は最高出力が421PS(310kW)/6750rpm、最大トルクが500N・m(51.0kgf・m)/5000-5250rpmとなっています。
外観を見ますとX157はX156に比べてかなり大きくなったという印象です。



全長は変わらないのですが、全高が85 mm高くなっているのがそのままシートポジションに影響していて、シートの着座位置がずいぶん高くなったという印象でした。
また、シートも座りますとベンチシートの様な平な感覚がありました。
シートポジションがSUVらしくなったと言えばその通りなのですが、X156の低いシートポジションに慣れてしまっているので違和感が大きかったと思います。
あとはステアリングの径が小さくなったのでハンドルが重く感じました。
台車は試乗車なのですが、走行距離が5,000キロほどでもフロントタイヤのコンチネンタルはかなり摩耗していて、交換時期が近いかなと思えるものでしたからその影響もあったかもしれません。


タイヤの摩耗具合を見ますとGLA45Sの試乗は皆さんが攻めるのかなと思ってしまいました。
そして一番がっかりしたのは排気音でした。

確かに馬力とトルクはX157になってアップしているのですが、私の様に古い人間にはAMGの車はエンジンをかけるとボーボー言うのが当たり前の世代には物足りなく感じてしまいました。
排気音規制の関係かもしれませんが、X157の音はX156に比べてかなり静かだと思いました。
X157のGLA45Sの音がわかる動画はこちらになります。
マフラーを交換してうるさい車は好きではありませんが、純正の高性能スポーツエンジンの音は大好きです。
X156のGLA45に家族が乗って帰って来た時はそのエンジン音でわかるのです。
エンジンと排気音が魅力的なのはx156です。
コクピットのメーター周りやMBUXのナビ、アンビエントライトなどはやはりX157の方が豪華に感じるのは確かですが、クラッシクと言える領域に入ったX156の雰囲気がこれはこれでとても良いと思えるのは私だけでしょうか。

私にとってはX156のGLA45はまだまだ乗っていたいAMGですから、後4年は買い替える必要はないかなと思っています。