

水道水のカルキ(塩素)が気になる方は浄水器を利用して塩素を除去した水をうさぎに与えると良いでしょう。
ただし殺菌作用のある塩素を抜いたことから水をこまめに交換してあげることが必要だと思います。
ペットボトルの水やウオーターサーバーの水も塩素が入っていませんので、うさぎの健康には良いかもしれませんが、飲み水の給水ボトルや水のみ器の中で雑菌が繁殖しないようにこまめに水を交換する必要があります。
わが家は今まで4羽のうさぎを育てましたが、どの子も水道水を与えていました。
人間も飲んでいる水ですから通常であれば水道水で十分だと思います。
我が家のうさぎはケージへ取り付けるタイプのボトルの水飲み器を使用しています。
うさぎに水を飲ませる方法としてはこのボトルタイプの他に、ボトルタイプで飲み口が小さなお皿となっているものや、陶器製の普通のお皿に水を入れて飲ませる方法があります。
わが家もそれぞれの方法を試してみましたが、うさぎはどの方法でも水を普通に飲んでくれました。
それでも最終的にはボトルタイプの水飲み器にしました。


我が家が皿状の器を使わない理由はゴミやうさぎのフンが水の中に入ってしまうからです。
我が家のうさぎはトイレのしつけが出来ていますので、基本的にはトイレでフンをしてくれるのですが、たまにお尻からポロリとなってしまうことがあるようで、ペレットの器にもたまにフンが入ってしまっていることがあります。
そのためお皿の水の器にもフンが入ってしまうかもと思うからです。
また、ケージの中にはチモシーで編んだ座布団を入れているのですが、これを遊びでかじったりしますとそのゴミが水飲み器に浮かんでしまうことがあります。
もちろんゴミやフンが入ってしまった水でもうさぎは飲んでしまうかもしれませんし、気温が高いと水が腐ってしまう原因にもなりかねません。


そのため外部からゴミなどが入らないボトルタイプの水飲み器を我が家では使用しています。
当然中の水は毎日交換してあげるのですが、その際に水飲み器自体も洗って清潔にすることが必要です。
我が家が何匹ものうさぎを飼った経験からしますと水を飲む量はとても個体差があります。
とても水を飲む子は1日でボトル半分ほどを飲む子がいます。
それに比べますとネザーランドは体が小さいこともあり、量は少ないのです。
我が家はうさぎがいつでも水を好きなだけ飲めるようにしておいて飲む量はうさぎに任せています。
うさぎが水を飲み過ぎて下痢をしていないのであれば、たくさん水を飲んでも問題ないのではないでしょうか。
反対に水をよく飲んでいたうさぎが水を飲まなくなりましたら、体調が悪くなったことを疑いましょう。
うさぎが脱水症状にならないようにしてあげることが大切です。
そういった観点からボトルタイプの水飲み器でうまく水を飲むことができないなと思われるうさぎにはお皿タイプの水飲み器にしてあげることが必要となります。

ケージに固定する給水器の高さはボトルタイプであればうさぎが飲みやすい首の高さか、少し高めが良いでしょう。

うさぎが自然体で飲めると思われる高さにボトルを設置したら、その高さで本当に良いのかこまめにチェックしてあげましょう。
また、子うさぎで迎えたのでしたらうさぎはみるみる成長して大きくなっていきますので、成長に合わせた高さに調整してあげることも必要となります。
